風邪にはポカリスエットとアクエリアスどっちがいいの?答えは成分にあった!
風邪の時はかなり汗をかくので、水分補給はものすごく大事ですよね。
昔から風邪といったら思いつく飲み物のひとつに「ポカリスエット」があります。
いつの間にか風邪の定番の飲み物となっていますが
「なぜポカリスエットが風邪に良いの?」
「他のスポーツドリンクではダメなの?」
「そもそも水じゃだめなの?」
みなさんは答えられますか?
私は以前病院での問診中にお医者さんに言われた事があります。
「水分補給はポカリスエットがいいですよ」
私はそれまで何となく、スポーツドリンクだから風邪には最適なんだろう位にしか思っていませんでした。
でもそれには、ちゃんと理由があったんです(*’▽’)
今回は「風邪にはなぜポカリスエットが良いとされているのか」の疑問を解決してみます。
風邪にはポカリスエットが良い理由
まずポカリスエットと他の代表的なスポーツドリンクをどんな違いが比較してみます。
比較をすることで、答えがそこにあるんです(*´ω`*)
ポカリスエットとアクエリアスを比較しての答え
ポカリスエットの100mlあたりの栄養成分
- エネルギー:27kcal
- タンパク質・脂質:0g
- 炭水化物:6.7g
- ナトリウム:49mg
- カリウム:20mg
- カルシウム:2mg
- マグネシウム:0.6mg
[原材料]
砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、ビタミンC、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、香料
アクエリアスの100mlあたりの栄養成分
- エネルギー:19kcal
- タンパク質・脂質:0g
- 炭水化物:4.7g
- 食塩相当量:0.1g(40mg相当/ナトリウム)
- カリウム:8mg
- アルギニン:25mg
- マグネシウム:1.2mg
- イソロイシン:1mg
- バリン:1mg
- ロイシン:0.5mg
[原材料]
果糖ぶどう糖液糖、塩化Na/クエン酸、香料、クエン酸Na、アルギニン、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)、イソロイシン、バリン、ロイシン
注目すべきはポイントは2つ!
1つ目は「ナトリウム量」です
ポカリスエット49mg/アクエリアス約40mgとポカリの方が多い事です。
汗をかくことで塩分が失われるので、ポカリスエットの方が風邪には向いているんです。


そして2つ目「エネルギー量(炭水化物)」です
ポカリスエット6.7g/アクエリアス4.7gとポカリの方が多いです。
というより、この手のドリンクでは普通のポカリがトップクラス(*´ω`*)
加えてポカリスエットの甘味料は砂糖に対して、アクエリアスはカロリーゼロの人工甘味料(スクラロース)を使用しています。
その為、ポカリスエットよりもエネルギー量が低くなります。
食欲のない風邪の時のエネルギー補給として向いているのも、ポカリスエットというわけです(*´▽`*)

炭水化物から食物繊維を除いたものを「糖質」と呼びます。 糖質は体内に入ると1g4キロカロリーのエネルギーを生み出し、私たちのエネルギー源として働く重要な栄養素です。

ちなみにナトリウムの計算式は「 ナトリウム量 約400mg=食塩相当量1g 」です。


まとめと補足事項
このようにして比較してみると、なぜ風邪にポカリスエットが良いと言われているのかよく分かるかと思います。
風邪にはポカリです!

残念ながらポカリスエットには負けてしまったアクエリアスですが利点もあります(*´▽`*)
アクエリアスは、疲労回復(疲労感をやわらげる)に向いているんです
成分に疲労回復効果のあるアルギニンや
スポーツをする人にお馴染みのBCAAが含まれている為です「バリン/ロイシン/イソロイシン」
BCAA(アミノ酸)には、筋肉中のタンパク質分解を抑えたり、筋肉の合成にも関わり、運動時にはエネルギー源として利用されると考えられています。

ただし、アクエリアスに含まれる「BCAA」はほんのわずかです(;^ω^)
100ml=100g中
- バリン:1mg
- ロイシン:0.5mg
- イソロイシン:1mg
簡単な飲み物として「BCAA」を摂取したい場合はアミノバリューがおすすめです。
100ml=100g中
- バリン:200mg
- ロイシン:400mg
- イソロイシン:200mg

でも実は、単品で比較にならない程「BCAA」が多く含まれた物も購入できます(*´▽`*)
5.5g中
- バリン:1237.5mg
- ロイシン:2475.0mg
- イソロイシン:1237.5mg
例えば品質に拘るなら上の数値のコレ!
コスパ重視の人には、筋トレ好きの定番中の定番のコレ!

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