BenQ EW2770QZ レビュー PC作業の目の疲れや肩こりが悩みの人におすすめ!
PCモニターのレビューになります(*´▽`*)
ブログを書き始めてからという物、もうフルHDでは狭すぎて作業効率が悪い!
現状2枚のモニターを使って作業しておりますが、それでも狭く感じモニターを新調する事を決めましたw
今回購入したPCモニターは
- 長く使うし少しだけ良いのが欲しい
- 解像度はWQHD(2560×1440)以上
- 出来たら目に優しいモニター
こんな基準で決めました。
目の疲れを少しでも和らげられるよう以前記事にもしましたが、原因が長時間のPC作業と分かってるだけに、根本的な解決には至っていませんでした(;^ω^)
先に感想を言ってしまうと、目の疲れを軽減&作業効率UPこの両方を実現できました!
使ってみたら期待もしていなかった機能が予想外に良い出来で、素晴らしい製品でした(*´▽`*)

それでは行ってみましょう!
BenQ EW2770QZ レビュー
こんな人におすすめ!
- フルHDでは作業スペースが足りない
- PC作業の目の疲れや肩こりを改善したい
- メインはテキスト用途だけど、ゲームも問題なくしたい
- 4辺フレームレスモニターが欲しい
特徴や機能(スペック)
BenQ EW2770QZ | |
サイズ | 27型ワイド |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル/バックライト | IPS LED |
解像度 | 2560×1440(WQHD/QHD) |
画素ピッチ(mm) | 0.233 |
視野角 (左右/上下) (CR>=10) |
178°/178° |
表示色 | フルカラー約1677万色(純粋な8ビット) SRGB100% REC709 |
表示サイズ(mm) | 596.7 x 335.7 |
輝度 | 350 |
応答速度 | 14ms(5ms) |
コントラスト比 | 1000:1 |
DCR (Dynamic Contrast Ratio) |
2000万:1 |
入出力端子 | HDMI1.4 x2 DisplayPort1.2 x1 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
スピーカー | 2W x 2 |
VESAマウント | 100 x 100mm |
フリッカーフリー | 〇 |
入出力端子 | HDMI1.4 x2 DisplayPort1.2 x1 |
電源 | 内臓(ON/OFFスイッチ付き) |
付属品 | ドライバーCD(マニュアル・クイックスタートガイド含む) 保証書 電源ケーブル(約1.5m) HDMIケーブル(約1.5m) |

BenQ 「EW2770QZ」
このモニターの特徴とスペックは
- 27インチWQHDモニター(2560×1440)
- 4辺フレームレス液晶(狭額縁)
- 目に優しいを目指して作られた製品
その中でも、他の製品にはない大きな特徴は
B.I.+(Brightness Intelligence Plus)という目に優しい自動調光機能がついている事です。
ぶっちゃけこの機能には期待してませんでしたw
なぜならこういう機能は色が大幅に変わってしまい、違和感が凄すぎて使えないんです(;^ω^)

どうしてこんな機能が存在するか??
液晶画面の問題点、目の疲れの原因になるブルーライトがあるからです。
ブルーライトとは?
可視光線の中で、最も強いエネルギーを持つ光
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。

BenQ 「EW2770QZ」の使用感&おすすめポイント
使える!自動調光機能
予想外に出来の良かった自動調光機能!
しばらく使ってみて、目の奥が痛くなるようなこともなく、確実に目への負担が減ったと思います。

このモニターの場合、色温度や明るさ調整を全て自動でやってくれちゃいます!
内蔵されたセンサーが室内の明るさや色温度の変化を読み取り、ディスプレイに表示する輝度(明るさ)や色温度をバランスの良い状態に自動で調整してくれます。
モニター中央下部につけられたセンサーで読み取って、調整してくれるという訳です(*´ω`*)
もちろんこの機能はOFFにも出来るので、ごく普通のモニターとしても使うことが出来ます。

このモニターの自動調整は「単純に自動でやりまっせ!」なんて物では無く、かなり優秀です。
色や明るさの変化がめちゃくちゃスムーズで、使用中に
「あっ!色が変わった」なんてはっきり気付く事がありません。
センサー反応時に、右下にこんな目玉のようなマークが表示されます。
センサーを指でふさいで試してみると、およそ20秒近く掛けてゆっくりじわじわと色や明るさが変わります。
※この秒数はあくまで目安です、本当にゆっくり変化するので上限が正確に分かりません
この優れた自動調整のおけげで、常に見やすい画面で目の負担が軽減されます。
このセンサー反応時のマークは設定で消すことが出来ます
- 自動調光(色温度)機能自体のON/OFF
- センサーの反応マークだけON/OFF
自由に設定出来るという事です(*’▽’)

安いモニターの中には、明るさを最低まで下げてもかなりまぶしい製品もあったりするので、注意して購入するといいと思います。
カタログスペックには載ってない項目ですが、海外サイトなどで検証されてる事があります。
分からなかったらアドバイス位は出来るので、聞いてください(*´ω`*)
作業スペースアップ&作業効率アップ

PCモニターの主流はフルHD(1920×1080)で、これまで私も使ってました。
WQHDに乗り換えた事で作業スペースが大分広がり、同時作業がはかどります!
エクセルなどもかなり広く使え、大きさよっては調べものをしながら横に表を表示してなんて使い方も出来ます。
1画面でもブラウザを二つ並べても余裕で使え、よりマルチタスクが便利に出来るようになりました。
なんだかんだ言ってもこれが一番の目的でしたので、かなり満足度は高いです(*´▽`*)
解像度が上がった事で、フォントなどもより綺麗に表示されています。
今回は作業用として、導入しましたがゲームなどにも問題なく使えます。
IPS液晶の為FPSなどのガチのゲームには向いてはいませんが、入力遅延も非常に少なく良いモニターです。
海外サイトのレビュー記事では
入力ラグ3.85ms(フレームの1/4未満)
という結果で、一般的なモニターとしてはトップクラスの部類です。

4辺フレームレスの解放感と没入感
このモニターは今流行りのフレームレスのモニターです!
一昔前までは3辺フレームのモニターが多かったですが、この製品は上下左右全てがフレームレス!

元々フレームレスを使っていて、その良さは知っていたので今回もフレームレスモニターしか買う気がありませんでしたw
一度使ってしまったら良さが分かると思うんですが、本当に画面に集中できるんです(*’▽’)
そしてフレームが無い分本体もコンパクトになり、圧迫感を感じないのも良いですね!
フレームレスと言っても完全に側をなくすのは強度的に無理なので、約2㎜のガワがついてます。
非表示領域は5㎜とかなり頑張ってるんじゃないでしょうか。
現状出ているモニターで
- 27インチ
- WQHD
- 4辺フレームレス
この3つを兼ね備える日本販売されているモデル(現状)はおそらく2つ。
実はそのもうひとつのモデルも買ってしまったので、今後レビュー予定ですヽ(^o^)丿

BenQ 「EW2770QZ」のイマイチな点
ここまで良い面を書いてきましたが、使ってみてイマイチな所がいくつかありました。
大きな問題ではないにせよ、参考程度にどうぞ。
電源LEDが消せない
このモニターは、電源部のLEDが白色ですが、ON/OFFの設定がないので消すことが出来ません(;^ω^)
人によっては気になる部分で、これはちょっとイマイチですね。

スピーカーの音質はおまけ
この手のモニターのスピーカーに期待する方が・・・って感じですが、音質はおまけですw
音楽を楽しみたい方は、別売りでちゃんとした物を買った方が幸せになれます!
ただ、以外と声は聞き取りすい音質なので、簡易的に使う分には全然使えるかなと思います。
背面の設定ボタンが使いにくい
これはジョグタイプの設定ボタン何かに比べると、使いにくいです。
一番下のボタンは電源ボタンで、基本的には上の5つのボタンで設定をすることになります。
設定ボタンを押すと、こんな風にそれぞれのボタンに操作が割り当てられています。
各ボタン一つずつと分かりやすいようにも思えますが、ボタンは背面なので感覚が一致せず、慣れるまで操作が難しいです(;^ω^)

高さ調節、スイベル非対応

モニター付属のスタンドを使う人も多いと思います。
高さ調節や、スイベル(左右の首振り)が出来ないのは欠点と言えば欠点ですね。
ですが、スタンドにお金をかけてさらに製品価格が上がる位なら、最低限の物で安い方が助かる人も多いと思います。

低価格品と何が違うの?選び方は?
たまに知り合いからもこんな質問をされるので、補足として簡単に説明しておきます。
モニターには、同じ解像度やインチでも価格が全然違う商品がありますよね。
今回紹介したモニターも同じカテゴリで探せば、1万円以上安い製品もいっぱいあります。
安いモニターにありがちな物
- 色をいくら調整してもまともな色にならない
- 低価格帯の液晶パネルが使われている
- VESAマウント非対応
特に上二つは多いです。
よくカタログスペックに何万色表示とか8bit対応などと書いてありますが、それだけでは分からないんです。
同じ表示色に対応しているとしても、疑似フルカラーというのがあります。
例えばピンクの色を表示するとして、単色で出せれば正確な色を表現しやすいです。
低価格帯に多い疑似フルカラーのモニターは、赤と白を交互に高速に表示する事によって、ピンクの色を作り出す事があります。
なので、正確な色を表現するのが難しい訳です。
他の色もそうやって表現することで、何万色もの色を疑似的に再現する為
「疑似フルカラー」と呼ばれます。
こういうのはスペック表には書かれない事も多く、知らずに買ってしまう人も多いです。
色んなてどうでもいい!という人以外は、チェックしたい項目ではあります。
スペック表に「6ビット + FRC」こんな表記があったら疑似フルカラーです。

ちなみに今回レビューしたモニターは、正式な8ビット対応のモニターです。
これ以上書くと長くなるので、またの機会に記事にしてみます。
簡単にまとめると、安い物には安い理由があるって事ですw
まとめ
今回紹介したPCしスプレイは、一般的なWQHD(2560×1440)モニターに、目の負担を軽減する機能を付けた製品と言えます。
同じ解像度の製品の相場と比べ1万円程度高いですが、目の疲れに困ってる人は買いです!



似たようなスペックのモニターをもう1枚購入したので、今後別記事で紹介します!
それでは(*´ω`*)
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