ARCHISS ProgresTouch FILCO Majestouch2 メカニカルキーボード比較レビュー
PUBGというゲームをやるために、キーボードを新調しました。
ところがゲームをやるために買う事になったのに、結局買ったのは本格的にゲーミングキーボードと呼ばれているものではありませんでした。
今回は、その理由を含めレビューしていきたいと思います。
なぜゲーミングキーボードを買わなかったのか
ゲーム用に買おうと思ったメカニカルキーボードでしたが、ゲーミング用を購入するのはやめました。
理由は、実際店頭で実機を見てみると、ゲーミングと謳っているキーボードの作りの甘さがみえてしまったからです。
理由を具体的に説明すると
- エンターキーや、スペースキーのガタツキ。いわゆるスタビライザーの入ったキーが、押したときにガシャガシャする事。
- 一般的なCherry軸を使ったキーボードより打ち心地、打鍵音が好みじゃなかった
主にこの2つが気に入らなかったので、ごく一般的なメカニカルキーボードを購入しました。
簡単に言えば、自分の場合はゲームより、 「基本的なキーボードの質」を求めたということですね。
この辺りは、今後改善されていくと思うので、実際にその都度触って確かめて行くしかないかなと思います。
実際、ロジクール製品なんかの「Romer-G」を採用したモデルも、同じ軸を作っているのにも関わらず以前の旧型モデルよりかなり打ち心地が改善(多分本体の剛性UPによるもの)されていました。
おそらくそこまで拘らない人には十分な出来だと思うので、ご自身で確かめてみることをお勧めします。
あと実際に店舗で見てみて、ゲーミングキーボードの多くは一般的なメカニカルキーボードよりも 「Ctrl」コントロールキーが大きく(横に長い)押しやすいという利点がありましたね。
ゲーミングキーボードと、一般的なメカニカルキーボードの違いはこちらの記事です
購入したメカニカルキーボード
私が同時期に購入したメカニカルキーボードは結果的に3つ!(;´∀`)
何でそんなに買ったのかというと、買った後に、いや買う時に悩んだ2つの機種がありました。
FILCOがどこを探しても店頭に在庫が無く直接見れず、それがどうしても心残りで、同時期に買ったほうが比較しやすいし、面倒だから買ってしまえと買っちゃいましたw
画像に写っているキーキャップのレビューはこちら
購入した機種はこの3つです。
- 「ARCHISS ProgresTouch RETRO赤軸US配列」
- 「ARCHISS ProgresTouch TKL赤軸US配列」
- 「FILCO Majestouch2 テンキーレス赤軸日本語配列」
ARCHISS ProgresTouch TKL ワイヤーキープラー付 英語配列87 二色成形 PS/2&USB Cherry赤軸 テンキーレスメカニカルキーボード AS-KBPD87/LRBKWP
結果手元に残ったキーボード2台
今現状手元にあるのは、ARCHISS(アーキサイト)のテンキー付きモデル、テンキー無しモデルのこの2つです。
Majestouch2(マジェスタッチ)については、単純に製品不具合があったので返品しました。
使って見たら気に入らなかったので私にとっては、不幸中の幸いでした(;´∀`)
なぜARCHISSが2台あるかは、ゲームをするうえでマウスパッドを以前より大きなものにしたので、テンキー付きだと邪魔になってしまったからw
あとは、マウスパッドが大きくなったことで、キーボード全体が左に移動してしまい、文字入力をする時にかなり左側に手が寄ってしまうのが気になったからですね。
使って見た感想は、もうね、たまらないですw最高ですね!!!
使った人にしか分からないのが悲しいですが、使えばわかります!ww
アマゾンに私のレビューをあげてるので、それを少し見やすいように直して張りますね。
ARCHISS ProgresTouch、FILCO Majestouch2の比較レビュー
ARCHISS ProgresTouch赤軸でメカニカルキーボードの良さを理解して、FILCO Majestouch2テンキーレスを買ってみました。
同じ赤軸を使っていますが打ち心地にそれなりに差があります。
FILCOはカサカサと何か擦れるような感じが強く、正直打ち心地がよいとは思いませんでした。
1か月位でチェリー軸のキーボードを3つ買ってみてわかったのですが、ゆっくり押すと必ず擦れる感じはあります(構造上仕方がない)
特にファンクションキー(ESC、F1)の列のようにキートップに「角度がある場所のキーはより擦れ感が強い」です(逆に水平に近いASDF・・の列は擦れ感が少ない)
FILCO Majestouch2は擦れる感じがどのキーでも気になるのでそこが自分は好きになれませんでした。
ほぼ同時に購入したARCHISS ProgresTouchは押したときの擦れが気にならず、すごくなめらかです。
個人的に不評となってしまいましたが、良いところもありますので違いを簡単にまとめてみます。
FILCO Majestouch2
「FILCO Majestouch2」の良い点
- スタビライザー(Costar製)入っているキーのうち心地が入っていない部分と変わらない
- 共振がかなり抑えられている(全く共振しないわけではないです)
「FILCO Majestouch2」の悪い点
- 擦れ感がありあまり気持ちよいうち心地ではない
- キートップの印字がいずれ消える、てかりやすい
- USBケーブルが直付け直出し
- キーキャップの素材がABS
打鍵音 シャープな硬質な音
ARCHISS ProgresTouch
ARCHISS ProgresTouch TKL ワイヤーキープラー付 英語配列87 二色成形 PS/2&USB Cherry赤軸 テンキーレスメカニカルキーボード AS-KBPD87/LRBKWP
「ARCHISS ProgresTouch」の良い点
- 擦れ感が少なくなめらか
- USBでもフルNキーロールオーバー対応
- 二色成型キー、キートップの文字が消えない
- 着脱式USBケーブル&ケーブルが3方向から出せる
「ARCHISS ProgresTouch」の悪い点
- スタビライザー(Cherry製)が入ってるキーのうち心地がぐにゃっとしている
- 一部のキーでカーンという共振がある(個体差で変わると思います、実際2台で結構違います)
- 素キーキャップの材がABS(ABS樹脂ですが表面処理はかなり良い)
打鍵音 落ち着いた丸みのある音
その他
「ARCHISS ProgresTouch」に使われているCherry製のスタビライザーは、簡単な改造をすることによって他のキーと同じような打鍵感にすることができます(要分解&はんだ付け)
打鍵時の底つきの音がはっきり出るようになるので、嫌いな人は改造せずそのまま使ったほうがいいと思います。
個人的なスタビライザー評価 Costar製≧Cherry改>>Cherryノーマル
比較の際に、FILCO Majestouch2のキーキャップを、ARCHISSのキーキャップに交換したりしてみました。
結果は、音質がかわり擦れ感は多少軽減されるものの、根本的な感じは変わりません。
中に入っている鉄板の違いなのか、フレームの成型の違いなのか判りませんが、確実にうち心地に違いがあります。
他の人のレビュー動画等でも擦れ感は伝わりますが、購入の際は可能であれば実店舗で触ってみることをお勧めします。
擦れはこの動画の音が実際の音に近いと思います。
テンキー付きモデル、テンキー無しモデルに関しては、単純にキーが数が違うのと、キーボード本体の剛性(中に入っている鉄板の大きさ)が違います。
剛性の違いでテンキーレスは、テーブルなどの置く場所(材質)によって「真ん中のキー周辺を押した時の音が変わってしまう」のが難点でしょうかね。
解決策として、薄いスポンジか何かマットのような物を敷くと解決できます。よく売っているこんな安いマットで十分です。
まとめ
かなりマニアックな評価になってしまったので、あえてその辺を詳しく話しませんが、もしスタビライザーについてやり方を知りたいなんて人がいましたら、コメント下さい。
もし、ここの部分のサイズが知りたい、この場所の画像を取ってほしいなどありましたら遠慮なくどうぞ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません